電線の接続に必要なのはリングスリーブと差込コネクターですね!
実技試験リングスリーブの選定や筆記試験の問題にも出てきます。
リングスリーブ規定サイズ及び選定方法を簡潔に載せていこうと思います。
電線(ケーブル)の接続について
電線の接続
電線の接続に必要な決まり事は??
テキストや書籍を読んでいる方や動画を見られている方はご存知ではあるかと思いますが基本的な考え方をお伝えしようと思います。
- 電線の引っ張りの強さを20%以上減少させない
- 電気抵抗を増加させない
- 絶縁テープは絶縁物に同等以上に巻く
上記に書いた事は筆記試験によく出てくる事があるので丸覚えしておきましょう。
ビニル絶縁電線の許容電流
次にリングスリーブの選定方法や圧着マークについて書きます。
まず、リングスリーブの選定にて総断面積を確認するために『ビニル絶縁電線の許容電流』を表にします。
単線(直径) | 許容電流 | より線(断面積) | 許容電流 |
1.6mm | 27A | 2㎟ | 27A |
2.0mm | 35A | 3.5㎟ | 37A |
2.6mm | 48A | 5.5㎟ | 49A |
3.2mm | 62A | 8㎟ | 61A |
この表の上部3行は筆記試験によく出るので許容電流と線の太さを共に覚えておきましょう。
電線一本あたりの許容電流を求める時に必要と思います。
リングスリーブの選定方法
リングスリーブ選定の目安あります。
1.6mm = 2 ㎟ 2.0mm = 3.5 ㎟
8㎟以下はサイズ=小
8㎟超〜14㎟はサイズ=中
14㎟以上はサイズ=大
こう見ると簡単ですね!
更に覚えやすくするために(1.6mmを1点)(2.0mmを2点)として考えてみて下さい。
・『合計4点以下が小』
・『合計5点以上が中』
点数で考えてみると解り易くありませんか??
ただし・・・・
圧着マーク(刻印)の話になりまが『合計2点以下』に関してはリングスリーブ(小)でありますが刻印は○になります。
刻印とは??
圧着機(黄色い持ち手)でリングスリーブを圧着する際、一番小さい場所で圧着すると○の刻印が付きます。
これが『2点以下』になります。
要は『3点〜4点』は小という事ですね!!!!
圧着機はその他の(小)(中)の刻印も付きますので!!
リングスリーブの圧着機に関してはなるべく小型の物を準備しておきましょう。
まとめ
リングスリーブの接続は実技試験時にもたついていると時間が無くなってしまいますのでとにかく正確に素早くできる様に何回も練習しましょう。
慣れてしまうとなんて事はなくなるのでチャレンジしておきましょう。
コメント