ここ最近はUVレジンを使ったアクセサリーが大人気!
ハンドメイド の商品をアプリやサイトなどで簡単に提供できる環境も確立されてきてさらにレジンアクセサリーの需要が増えてきています。
私が最初に見たレジンアクセサリーは球体の中が空の様になっているキーホルダーでした。
そこでふと作ってみたいなーと思い100均で材料を集めて見様見真似で作ってみたんですけど『割とできるじゃん』って思ってしまいました。(そんな事はありません)
私は販売等はしていませんが宇宙をイメージした球をキーホルダーにして作って近所の子供たちにあげていました。
我ながら素敵な事をした!(何言ってんだコイツ)思いたい!!
本格的にやられている方からしたら何だ!と思うかもしれませんがその作り方の簡単な手順を書いていこうと思います。暖かい目で見てやってください。
レジン球(宇宙)
シリコンモールドの準備
今回はUVレジンを使ったレジン球(宇宙っぽい奴)を作ります。
まずはシリコンモールド(型)を準備しましょう。
・今回は普段からされている方はよくご存知だと思いますがレジン用のシリコンや道具を沢山売っているオンラインショップ『ハンドメイドらぼ』さんのシリコンモールドを使います。
球体の25mmで半球ずつ作り最後にが合体してUVで固めるという物です。
ちなみにモールドは簡単なモールドは100均にも売っているので色々試してみるのもいいと思います。
背景色の作成
次に準備するのはレジン液や着色に必要な物ですね!!
色々種類がありワクワクしますね〜
次にレジン液や着色剤を準備しましょう。今回し用した物はちょっと即席の物になります。種類が沢山あって高ければ良いとい事ではありませんが気泡が入りにくとか黄変しにくいとか色々選ぶ要素はあると思います。その辺はまた!
特にクリアレジン(透明な液)よく使うので!
まずは背景色の準備流し込みだね!
今回は宇宙という事で全体的に暗めの色を使ってみようかな。
まずクリアレジンに着色でブラックを入れました。
それだけでは寂しいのでシルバーのラメ(ネイルなどで使う奴でOK)を混ぜます。
これで下地(背景色)の色の準備は完了。
下の画像の様に流し込みしっかりUVライトで固めましょう。
今回画像を撮るのを忘れたんですが背景色を流し込む前に私はクリアレジン(透明なレジン)を薄く半球全体に貼り付ける様な感じで固めています。
立体感が少し出て綺麗に見えますよ。
背景色の作成2
何か背景の1色じゃつまらないですね〜
背景色をもう少し足してみましょう!
着色済みのレジン
背景色2つ目はクリアレジンにパール顔料の粉を混ぜて作ります。
液体の着色料より粘り気や重みがありパールが入っているので綺麗に見えます。
それでは入れていきましょう。
全体に入れるとせっかくラメまで入れた背景が見えなくなるから半分ぐらいにしとこう!
背景2を濃いめに作ったので半分ぐらいに治めるためモールドを斜めにして固めます。
ブルー系とグリーン系の境を少し馴染ませてから固める様にしました。
渦を入れてみよう
今回の宇宙には渦巻を入れてみよう・・・かな!
まずは渦の色を作るか!
球体のレジン球でよくみる渦巻は意外と難しいです。クリアレジンに渦用のレジンをちょっと入れて『クルクル』していく訳ですがちょうど良い粘りというかなんというか?!?!
実際にいくつか試してやるのが良いとは思いますがチャレンジしてみましょう。
クルクル〜クルクル〜
上手にできるかな〜
ルーターの先に爪楊枝をつけて回せばより綺麗に渦が出来ますよ!
渦巻も立体感を出すために2層から3層入れてみましょう。
渦巻のコツは静止画だと難しいので説明します。
爪楊枝か先の尖った物の先端にレジンを着けて漢字の一を書きます。
一の字から少し離れた先の渦を作りたい中心に爪楊枝などの先を少し入れて『クルクル〜クルクル〜!』
すると中心に向かって渦を作っていきますので出来たらすぐUVで硬化してください。
最初にクリアレジンを流し込みそこに渦を作ります。
うん。一層目は完成したから次の層も入れていこう!
クリアレジンを入れて〜渦を作って〜固めて〜
こんな感じかな!
今回の渦巻くんは3層にしました。
ちなみに一番大きな渦巻は娘4歳がやりましたwww
お上手!!!(親バカ)
パーツの封入作業
渦巻だけじゃつまんないから玉でも入れよう!玉!
宇宙みたいなレジン球を作る時にこの様な石を入れられているのをよく見ます。
ちなみに良く使われてるのがオパールですかね!一つ一つ色も違いとても綺麗に見えます。惑星みたいに。
今回はどこにでもある娘チョイスのパーツを入れてみました。
パーツがレジンにつかる様にして硬化していきましょう。
半球同士の結合
よし!そろそろ半球同士をくっつけてみるか!
先ほど作成した側はそのままでも良いですがレジンを流し込みたこ焼きみたいにクルクル回して外側にも再度レジンを付着させた方が良いです。
逆側のモールドとの馴染みが良くなります。
逆側はクリアレジンを流し込んだだけです。今回はよく見える様にパーツや着色は控えます。
『ハンドメイドらぼ』さんのモールドはこの状態から「ヨイショ』と二つを合体させてUVで硬化させると綺麗に円球になります。繋ぎ目ではみ出る分には後から加工するので問題ありません。
今では色々なモールドがあり同じ球体でも上から流し込んだりする物もあるので扱いやすい物を選びましょう。
そろそろ固まったかな〜??
こんな感じで硬化します。
余分を切っていきましょう。
半球同士の硬化が終わったら取り出します。
モールドが古かったり手入れをしていないと上手く剥がれないことがあるので気をつけましょう。オイルなどを塗りながら剥がす方もいらっしゃいます。
その後は余分をニッパーなどで切り形をある程度整えます。
研磨作業
だいぶ完成に近づいてきたな〜
しかしこれからが大変だ!やるぞー
ルーターや固めのヤスリで繋ぎ目の部分を平らに削って整えます。
この後の工程でヤスリがけがあるのでそこそこで良いですがヤスリがけは大変な作業なのでこの時点で出来るだけ綺麗にしておきましょう。
恐怖のやすりがけだ〜
でもここが結構重要だから頑張るぞ!
ここからやすりがけをしていきます。
ヤスリがけは耐水ペーパーで水に付けながらやりましょう。
番目は荒い順から細かい順(100番〜2000番)にかけていきます。
手で触ってみてザラザラしたところが無くなったらOK!
見た目にも関わってくるのでしっかり綺麗にヤスリがけしましょう!
私はこの辺で心が折れました・・・
『凸凹もしていないし、いっか〜』って・・・
皆さんはしっかりヤスリがけして下さいね。
ちょっと仕上げの話になりますがレジンで仕上げをする場合は上記でもある程度綺麗には完成しますが、コンパウンドで仕上げをされる方もお見かけします。その場合は本当にヤスリがけで仕上げる位のつもりでやっていかないと綺麗になりません。
参考までに・・・
仕上げ作業
よし仕上げていくぞ。
今回はキーホルダーだから先にヒートン でも付けとくか!
この球は娘がキーホルダーとして使うので金具『ヒートン』を付けておきます。
穴を開ける為に『ピンバイス』という細いドリルが売っていますので使って開けます。ヒートンは今回レジンでくっつけます。
ヒートン が長すぎる場合はペンチなので切りましょう。(サクッと)
最後の仕上げはレジンでしようかな・・・
「コンパウンドめんどくさいし」w
球体をレジンに絡ませます。
『ていうか〜レジン少なくない?』って言われそうですがレジン無くなりました・・・
なら書くな!!(すいません)
本来はもっと深い容器にクリアレジンを入れて球をお風呂に入れてあげましょう。そして余分がポタポタ落ちなくなって整えたら硬化して完成です。
ちなみに仕上げに使うレジン風呂はこんな感じのものでも良いと思います。
確実に密封できる物の方が再利用できますので良さそうな容器を探しましょう!
もう少し綺麗な台は無いのかい
って言われそうですが完成です。
次はもう少しきれいな台に乗せて写真撮りますね・・・
お疲れ様でした〜
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